秋田の金足農業高校が、決勝進出しましたね。すごいですね。
某アカウントのタイムラインで「甲子園の空に笑え!」(川原泉先生の高校野球漫画)の名前を見かけて、さもありなんとなるなど。
ともあれ、明日、がんばれ!
さて。ゴロっと話題が変わりますが。
先日「エラリー・クイーンの冒険」創元推理文庫・新訳版が出たことに気づかず、あわてて買ったりしてた私ですが、なんともっと見落としていた本があったことが判明しましてですね。
クイーンのラジオシナリオ集Ⅲ「犯罪コーポレーションの冒険」です。6月に出てたそうです(汗)。
ついでなので三冊並べてみました。なんで同じタイプの表紙にしなかったのかしら。
大型書店で見つけられず、しゃあねえ買い物して帰るか―と某モールに入って、まあ一応と店内の小型書店に入ったら、売ってたのでした。
小型とあなどった私を許してほしい。ありがとう!
そして、ミステリ特集でこの本をチョイスしてくれた方、ありがとう!
…なのですが。
まあまだ半分しか読めてないんですが、なんといいますかですねー…いやまあ、こういうセリフも当時は笑えるセリフだったんだべなとは思うんですけどね…なんといいますかですね、いわゆるキ印系のネタが多すぎてですねー…それ系の話がドシドシ出てくる「靴に棲む老婆」あたりでも今やモヤるのよねー…好きな小説だけど、それとこれとは別でですねー…あとまあ、やっぱり時期的に当然とも言えますが、戦争の関連のですか、そういうのもありましてですね…。
なんかフワっとした文章で申し訳ないんですが、使われてる語句的に、具体的なセリフもちょっと書きづらくてですね…。
自分は、そりゃトリックや驚きの展開は大好物ですが、ヴェリー部長刑事さんとか特に、台詞とかも好きなわけで、なので、今読むとなんだかななスタンス、ちょっと悩ましい問題ではありますねー。当時はそれでよかったのだと理解したうえでも、部長さんにそういうこと言ってほしくなかったなー、的なことがですね、どうしてもありましてですね(涙目)。
今風に修正しろとは言わん(それはやっちゃいかん)けど、まあなんつうか…ちょっとばかり、つらいっすね。
まだ日本で日の目を見てないラジオシナリオも多くあるようなので、それはすごく読んでみたいですよ。なんか、部長さんメインの回もあるらしいじゃないですか(老いたる魔女の冒険)。
なんですけど、それらが翻訳されて読めるということはつまり、こういう当時のノリとも今まで以上に向き合わないといけないんだろうなー、とちょっと思った次第でありました。
久しぶりのクイーンとグライムズカテゴリだというのに、なんかしょっぱい話して申し訳ない。
でも、新作が出ないということは、こういうことでもあるんだよな。