ゴールデンウィーク進行、やっと中間地点超えた。あ、あと半分…。
最近妙に縁のあるホームズあれこれ。
っても、聖典そのものの話はまるでないですので注意(苦笑)。
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ドラマ「三毛猫ホームズの推理」録画して見たりしてる。
ふと見たら、これは気楽に見れていいなと。ホームズが化ける、というおバカな設定いいな!
これで主人公の心の成長とかそういうのなくしておバカ街道をひた走りしてくれたら…いや、いいか。ホームズかわいいからいいや。
いやほんと、ホームズがかわいすぎて、マツコ・デラックスまでかわいく見える勢いです。かわいいなあ!
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森田崇「アバンチュリエ」3巻買う。
ルブラン原作のアルセーヌ・ルパンの小説を漫画化したもの。
ルパンが思いのほか若いのと、単に「この人すげえ!天才!」でなくて、良くも悪くも「なんかこの人普通じゃないな」感がただようキャラクターで描かれている印象で面白い。ガニマール警部と会話してるところとか、警部が普通なせいか一層なんかちょっとタガが外れてる感じがする。
自分は原作何度かチャレンジしながら、何度も挫折してる(なんでかな…自分でもわからん)のですが、そのうちまたチャレンジするかな、と思う。
で、今回3巻には、最大のライバル、イギリスの名探偵・ハーロック・ショームズ(!)がついに登場するわけで。
いやかっこいいな!
…そして、あれ、これ原作読んだ記憶がなんとなく。
タイトルが「遅かりしHerlock sholmès」…ありゃ?
で、探してみたら、やっぱりそうだった。
エラリイ・クイーン編「シャーロック・ホームズの災難[上]」(ハヤカワミステリ文庫・昭和59年)に収録されてました。
ホームズのパスティーシュ集なんですが、この中に載ってたクイーンのラジオシナリオ「ジェイムズ・フィリモア氏の失踪」を読んだおかげで、私はクイーンにドはまりしたのです。
で、まあ最初はほかの収録作もちゃんと読んでたわけで(苦笑)、その中の一編でした。
ちなみにこちらの収録タイトルは「遅かりしホルムロック・シアーズ」ですが、久しぶりに読み返してみたら、漫画がかなり原作に忠実なんだなあと。
確か当時は、「ルパンもホームズもあんまりかっこよくない」というイメージがあった気がするけど、たぶんそれは盗みの途中にかつて想いを寄せた女性に見つかって、盗んだ宝石やらなんやらで袋やポケット満杯、という状態に赤面するルパンとか(今読むとこの場面普通の青年ぽくていいんですが)、最後に一杯してやられるホームズとかがあるからなんだろうと。
まあ、でも今読むと面白い。読めそうな気がしてきた、今度こそ!
ちなみに、漫画と小説とで名探偵の名前が違ってるのは、「シャーロック・ホームズの災難[上]」の小説前の解説コーナーにこんなことがかいてあったので、なんかいろいろあるんだなあと。
ルパン物語に現れるシャーロック・ホームズのいくつかの変名について一言補足すると、フランス語版ではエルロック・ショルメスとなっており、英語版ではホルムロック・シアーズと変更されたものである。アメリカの出版物にはどちらも出ており、ハーパー社のはホルムロック・シアーズとなっているのに対して、ドナヒュー・オーグルビー社のリプリント版では、フランス語のアクセント記号を除いて、ハーロック・ショルムズとなっている。
(p57)
なにはともあれ、またの対決を心待ちにしている私でした。
あ、いや、ガニマール警部も好きです。
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池田邦彦「シャーロッキアン!」こちらも3巻買った。
以前から気にはなってたんですが、なやみつつ保留しつづけ、今回「アバンチュリエ」と一緒に売られてたので、つい一緒に買った(笑)。
なので、話の最初がわからないんですが、これだけ読んでも面白かった!
シャーロッキアンの大学教授と女子学生が、日常で起こる事件をホームズの物語に絡めながら解決していくミステリ&二人の恋物語(!)で合ってるかな? そんな感じの話。
自分、ホームズ読んだのはるか昔で、申し訳なくもだいぶ忘れてるわけで、「緋色の研究」とか、たしかハヤカワミステリ文庫で買った記憶はあるけど、中身覚えてないっていう(汗)。そんな私でも面白い!
そういう解釈があるのか! 的な驚きが予想以上。詳しい人はあたりまえなことなのだろうか。
「悲しい符号」とかうっかり泣きそうになったりも。
惚れた腫れた的な話が苦手な私ですが、これはそんなイヤな感じしない。
くう、これは1,2巻をそろえねば。
でも、漫画読んで一番読みたくなったホームズのは「赤い怪盗」だってのは、ナイショだ(苦笑)。
(なんだそれ、と気になる方はググってみてくださいませ。漫画のネタバレになるのでここでは書けない…)
1. 無題
ホームズがマツコになるっていうチョイスは
なかなか絶妙だなって思いました。中途半端に
イケメンとか女優とか子役とか使われたら「えぇー?」って
なっていたと思うので。
ウチのモモはさて、誰になるんだろう?と
ムフフな妄想をしてしまいます。