待ちにまってたこの日を!
旦那と行ってきました。郡山市立美術館「手塚治虫展」! ときめく!
(
郡山市立美術館ホームページ)
相変わらず私、車の長距離運転ができないので、今回も汽車で行きました。
なんと、夏井川渓谷でのイワツツジと、夏井千本桜のところでゆっくり運転してくれたよ!
(帰りはイワツツジんとこだけでしたが。赤松の間に見える花がきれいでした。あんな岩場によく…)
でも、夏井千本桜、まだ咲いてなかったよorz残念。いわきは散り、郡山では咲いてるってのに、この辺の桜前線はどうなってるんだ。
郡山駅前の松屋で軽く食べて、いざ行かん。

←入口の看板。
中で、アトムがお出迎え。(写真撮りわすれた)
こいのぼりを見てから、当日券を買い、さて会場にと思ったら、その前に。
漫画家の方々の福島応援イラスト。もちろん直筆。きゃー!
こちらはサイン色紙。しかもこれでも全部写りきってない。うひゃー!
本当に本当にありがとうございます!
さて、本編ですが…見ました見ましたたくさんの生原稿を。
カラー原稿はいうに及ばず、昆虫の手帳(真面目に見てたらところどころ面白いものが描かれてたりするので油断できなかった)から、アニメのセルやコンテ、漫画の制作過程の原稿、未完「ネオ・ファウスト」最後の下書きまで。
漫画は、技法とかそういうのを勉強させていただかねばと思いつつ、つい普通に漫画読んじゃって「あ、しまった」ってもっかい見直したりとかしたり「紙の砦」直筆原稿読んで泣きそうになったり「どろろ」の生原稿みて震えるほどときめいたりしてました(会場出る前にもっかい見に行った)。
シノプスもあって、うちが「三つ目がとおる」で一番最初にかったグリーク編だったり。きゃあ!
自分、読んでる先生の漫画ほんの一部なんで、当然読んだことない漫画もたくさんあるんですが、それでも見応えはたくさんです。てかやっぱすげえええ神様!
私、実は以前にも一度、展覧会で先生の生原稿を拝見したことがありまして。
その時もしみじみ思ったけど、すごい修正の数々でした。
修正液の修正はもちろん、部分はてはコマ丸々、切り貼り重ね貼りがあちこちに…どんだけ!?
一部原稿は、原稿のウラまで見れる仕様になってて、ブラックジャックになってる箇所は修正前ヒョウタンツギだったこととかわかって面白かったり。
カラー原稿もところどころ修正ありましたが、それより絵を重ね貼りしてる、というのがあって驚いた。背景に人物部分を貼ってる、とか。ひゃああこれこんな風になってたの!?
数々の印刷に出ない部分に、こだわりがこれでもかと感じられて頭下がりっぱなしです。
アニメの方は自分、漫画以上に無知なので、24時間テレビの特番アニメとリボンの騎士と「青いブリンク」に反応したくらいで、最近新しく作られた「ブッダ」のアニメに関してもよくわからないですが、すごいなあ。
で、実はちょっと期待してたことがありまして。
落書きコーナーが開設されてないかなー…と。
ノートでも、壁に紙貼っててもいいから、あったら絶対なんか描くぞと、期待してたのですが…なかった。残念。
うーん、今日は平日だったのもあってか、年齢が高めな方も多かったですが、描きたいよ! て人いませんかね…まあ、筆記道具を置くと周りの環境管理がものすごく大変だろうなあとも思うんですが。
てか、見に来た方々の先生好き好きファンアートも見たかったというのもある(苦笑)。
お土産コーナーが特設されてた。
買ってきちゃいました。
クリアファイル2種。絵が見えるように下に白い紙敷いてます。
バスの時刻表のプリントが配布されてたので、帰りのバス時間もわかってよかった。
あ、そういえば、今回作品名一覧もらわなかった…浮かれて気づかなかったのか自分。
旦那とあれこれ話しながらバスで郡山駅に向かい、ジュンク堂書店に行って(苦笑)遅めの昼飯食べたら汽車の時間。
やっぱり早めの汽車で帰る方が楽でよかった。
で、帰ってから、会場でもらったチラシ見て、見逃した展示があるということに気付く。
チラシによると、今回、福島県にちなんだ作品2作(会津若松を取材した「スリル博士」と安達が原の鬼婆伝説を主題にした「安達が原」)が展示されてて、「安達が原」は見たけど、「スリル博士」見てないよ自分! あれだ、壁に貼られてる原稿ばっかり見てて、中央に展示されてるのを見逃した、というorz…そういやあったな後で見ようと思って忘れてたよ! あああ!
(追記
そして、今さっき偶然知ったんだけど…世田谷文学館で「地上最大の手塚治虫」展が4/28から開催らしい。しかも
サイト見た限り内容違うっぽい…なんだろうこの、素直に喜べない感は…いや、めっさ気になるんだけど。見たいんだけど。なんだか…なんだろな、眠いんだなきっと。そういうことにしておこう。