↑前回の絵をブログにアップする際のサムネ画面。なんでこうなる。
しかし…幽玄さんには悪いが、こっちの方が良くないか。
DVD「恐怖劇場アンバランスvol.4」を借りて見た。
意外にも、円谷プロが作ってたんだね…結構古いミステリサスペンスの1時間TVドラマのシリーズのようですが、これに仁木悦子の「猫は知っていた」があるので、それが収録されてる巻だけ借りてみました。
で、見た。以下、ネタバレしないほどの感想↓
・兄さん、背が低い…持ち前の? 植物マニアっぷりを発揮する機会はほぼカットなので、ただの行動力がエキセントリックな人になってしまってるような。悦子さんかわいい。
・登場人物箱崎医院の兄弟一人カット。一時間番組なので全体的に色々短くなってて、ないエピソードが色々。時々つなぎの部分で「?」となる。
・オープニングとエンディングはてっきりこの作品のための映像なのかと思ったんだが…はまりすぎです(いかにも円谷な映像)。
・案内人が青島幸夫でびっくりした。
でもまあ、これだけ縮めながらも謎解きシーン以外はそこそこ原作どおりってすごいな。これはこれで、いいんでないか? 細部がほぼカットなため、余韻もなにもあったものではないけど(苦笑)もしかしたら、原作読む前に見るのが正解かもしれん。
それ映像で見たかったんだよ、というのも見れたし、防空壕とか、当時の病院とか、自分にはピンと来ない時代ものの映像が見れてよかったです。(あ、でも自信ないないけど、もしかしたら原作よりかちょっと新しめの時代背景にしてるってことある…のかな? わからん)
見てよかった。
で、DVDにはもう一本「夜が明けたら」というのが入ってて、こっちはどんなのか全然知らないで、とりあえず見てみたら、途中で旦那が「あ、これ山田風太郎だ」と言い出してビックリした。以前読んだ、ミステリ短編の一つ(「黒幕」)だったそうで。
以前、娘にからんでいたワル3人に怪我を負わせて現行犯逮捕され服役した男が、出所後自分が怪我させた奴らに金を貸したりしてるのは…な感じの話。
自分、こちらは原作を知らないので、旦那に原作とどう違うかとか聞いたんだけど…なぜ原作どおりのオチにしてくれなかったんだ! てか、今これリメイクしたら結構いける気がするんだけど、どうなの。
旦那は、もうそれ載ってる本手放してるから読めなくて残念。
それにしても、こっちはカメラワークや演出がいろいろと斬新というか、なんか色々ビックリ。
ちなみにドラマタイトルの「夜が明けたら」は、実際にある歌のようで、歌手の方が作中で歌ってました。
(歌手名失念。ごめん)
グダグダ書いてますが、結論としては、「見てよかった」の一言に尽きます、色んな意味で(笑)。