今月末に福島へ帰ります。
帰るならなんであんな大変な思いしてこっちまで来たんだよとか、今原発安定してなくて危ないだろとか、少ない物資で生活できるかどうか(水は出たようだが)とか、次なんかあったら今回みたいに避難できないよとか、色々話し合ったんですが。
旦那の職場、もう店開くらしい(スタッフもうみんな戻ってるらしい)。
うちの職場、もう仕事再開するらしい(まずは社員だけらしいが)。
公表されてる放射線量は安全レベル。
いつまでも、こっちにはいられない。
自分としては、旦那福島、自分北海道、という選択肢(逆もしかり)だけは許せなかった。
それやったら、一生後悔する。
…ったら、一緒に帰るしかない。
国が守ってくれるとか、今後保証してくれるとかは全然考えられない。正直、助けてくれるとは思えない。
勤務先も…こんなこと言うのもなんだけど、危ないと思うなら、なんなら仕事ほったらかしてトンズラこいてもいいのではとか思う。
でも、地元の皆さんにも職場の皆さんにもすごくお世話になってるし、好きな身としては、トンズラこけない。旦那もたぶん同じなんだろう。
市のホームページで毎日確認してるけど、放射線量(水道含む)は安全レベルなので、心配ないと旦那にも言われます。旦那の言う事ももっともだ。
今後の影響がはっきりしないのが不安の一つ。
数字出されても、今後の影響がどうなるか、はっきりわからない。
毎日のように携帯のサイトで地元の放射線測定量を見てるけど、次から次から出てくる原発ニュースに安心できない。
漠然とした不安では、頑固に「帰らない・帰らせない」のは通らない。
危ないならここまでこう危ないとはっきりしてほしい。
…まさかと思うけど、国や電気会社でも「よくわからないんだよね」とか言わないよな?
うちは、職場で勤務中に地震にあいました。
お菓子に埋もれて死ぬ!(勤務先はお菓子工場…頭より上まで積み上げられた出荷用のサブレやパイが入った箱が倒れて来た)と思ったけど、怪我もなく無事だったのは、職場にいたからだと思います。一人だったら、どうしたらいいかわからんかった。
震度6弱。職場では全員無事に屋外退避してました。よかった。
かなり長い事コンクリの亀裂がヒョコヒョコ動いてて怖かった。
その後も…いろんな方にお世話になりっぱなしです。
北海道へ来る時も、うちはいろんなものをかなぐり捨てて来た。
たぶん福島へ行くときも、いろんなものをかなぐり捨てて行くことになるんだろう。
こっちへ帰って来てから、友達に一人も会わずにいるけど、このまま会わずに行くことにしよう。
電気には感謝してる。
携帯電話がなければ、今回本当にどうなってたか分からないからだ。
こうしてブログやらすぴばるやらで吐露できるのも、電気のおかげである。電気が必要なのはわかる。
しかし、それとこれとは話が別である。
別なんだよチクショ~!!
わかってるかこんちくしょう!! (誰に言っている)
決めたは決めたけど、測定結果が安全レベルだとわかってるけど、どうにも心配だし、不安だ。
旦那にも愚痴ったり、やっぱりやめた方がとか言ってばかりだ。
ガタガタに気持ちを揺らしながら、もう少し北海道で過ごします。
この記事も、ものすごい時間かけて書いて書いて書きなおしてるんだぜ。
1. 無題
しばらく連絡しなくてごめん。やちりんからやよいちゃんが無事だ、北海道に非難しているということは聞いていたので、勝手に安心していました。
ケータイ(PHS)にメールしたのだが、古い情報だったらしく、連絡とれなかった。
実は私、妊娠しまして、本当はおめでたいところですが、心と体の調子を崩しています。予定日はなんと8月24日です。
よくいうツワリです。ちょっとひどくて、入院していました。
地震も、絶賛入院中でした。
今は退院して、家で療養しています。
体力維持のため退院後も通院して点滴打ってもらっていましたが、最近は必要ないくらいには回復しています。
感情のほうは大分落ち着いています。感情のコントロールが効かないのはホルモンのバランスだそうです。入院前から、毎日ポロポロ泣いていました。眠れない毎日でした。
今は特に、体の調子が悪いです。寝たきりに近い生活で、体力落ちてます。少し歩いただけで、ものすごく疲れます。
思考能力もものすごく落ちています。感情的にも処理しきれないので、様々な情報をシャットダウンしています。
お仕事は勿論辞めました。
精神的によくないのでテレビも極力見ないようにしています。そんな余裕はないのです。
とりあえず、やよいちゃんが無事でよかった。本当は(私が)元気なら、休みにでも会いたいと思うけど、無理。
自動車で5分も乗っていると、吐き気とめまいでヘロヘロになっちゃうくらいだもの。残念。
数年経って、このブログを見て、「あの時は日本中パニクってたね~」なんて笑って見返せるくらい気軽な事故だったらいいよね。
とにかく、がんばって生き抜いてください。
私も、なんとか頑張って生きています。