ええとですね…とうとう8月になりました。
仙台ではもうすぐ七夕まつりです。
さて21日のコミティアはどうしようかと本格的に焦ってきている今日この頃なんですがね。
少々色々ありましてですね、ここしばらくは心身ともに穏やかに過ごせないこと確実な状況でして。今ちょっと考えるだけで具合悪くなります…うう、つらい…。
なんとか8ページの読み切りネームを切ってはみたものの、時間も精神的余裕もないこんな時に漫画なんて描けるのか?
そんなときに、たまたま知ったのが、これ。
キングジムの「SHOT NOTE」です。
専用のスマホアプリで写真を撮ることで、このノートやメモに描いたことが簡単にデータ化できる、という文房具です。
おそらく本来は、会議のメモとか勉強のノートとかをデータにしてメールで送るなりWeb用にするなり用のものだと思うのですが、絵もいけるようだということで。
まず、絵を描いて。
(メモの方は、裏表に描くのと撮影の都合とで、本体から切り離してます)
一枚づつアプリで取り込みまして。
(下書きや方眼や罫線は、取り込み時の設定を2階調にしたら消えました)
パソコンのコミスタに画像を切り貼りしまして…。
取り急ぎ、漫画の体にしてみました。実寸A5本のサイズです。
(ちなみに、小説「モザイクの魔術師」3前編の中の1場面で、小説中のセリフをそのまま使ってます…)
画像は多少荒いです。まあ、急いで描いて絵自体が荒いからなんとも(苦笑)。
が、とりあえず、できないことはないな、と。
↑印刷もしてみましたよ。
↑3コマ目を原画と比較。
こうしてみると、かなり線が結構太くなってて、つぶれてます。草生と師匠の線は特に潰れてます。
どうも、4隅についてる取り込み用のマークに近いところは画像が悪くなるようで。
↑こちら、メモ版に描いて取り込んだ草生。上半身がやや線が太目で、なにかポツポツとゴミが出てます。足元が比較的きれいに線が出てるのは、写すとき暗かったのでライトを当てたせいかと思われます。基本、明るいところで撮る方がいいようです。
ところで今見るとこっちの方が姿勢がいいんだけど足が変に長いな…。
今回、ノート版とメモ版の2種類購入しましたが、描いた感触もちょっと違いました。
まず、サイズの大きいノートの方が安かったです。
そのぶん、紙質はメモ版の方が良いように思いました。
今回、どの絵も例によってプラチナの万年筆・preppy0.2で描いてますが、ノート版だと線が滲みやすく、裏面にもちょっと出ます。メモ版は余裕で両面使えました。
ただメモ版は、先もちらっと書きましたが、描いたり取り込んだりするときの都合で、本体から切り離さないといけないのが少々つらい。まあメモ帳ってそういうものか。
あとこれは自信ないんですが、ひょっとして、ノート版とメモ版は見ての通りサイズがちがうのですが、取り込み後の画像は、あんまりサイズが違わない…かな? 大きく描いたからって画素数も上がるわけではないっぽい?
これはちょっと自信ないので、今後要検証です。
まあ、ネットにちょっと落書きアップしたいって時に最高にいい文具だと思いました。
毎度パソコンやスキャナを起動させる手間が減るのはもちろん、スマホに取り込むときに紙を平坦にしないと絵がゆがむ、とか影が映らないように、なんてこと気にしなくていいし、カラーで取り込みさえしなければ線画抽出めっちゃ楽です。下書きも消さなくていいし、真ん中に絵を描けば、ゴミ取りする必要はほぼありません。
これなら、ちょっとの時間に、たとえ出かけた先であっても、ちょこちょこ原稿描けるんじゃないか、と、ちょっと考えております。
…今頃「考えております」なんて言ってる場合じゃないのは百も承知なんですが(苦笑)。
実際どうするかはまだ決めきれなくて。しんどくて頭まわらんの。けどなんか描きたい。
まあ、そんなわけで。