先日、こういうまとめを見まして。
フリクションで原稿の下書きすると気持ちイイぞ→もっと気持ちイイ方法を教えるTL http://togetter.com/li/935141
ほほう、熱で消えるペンとな。
確かに消しゴムで消し消ししなくていいのは便利だな!
というわけで、お試ししてみることにしました。
水色のマーカーです。筆圧強いからボールペンは断念しました。
さっそく下書き。ちょっと太いが書き味は悪くない。
なんか下にうっすらみえてたり、横に枠線が見えてたりしますが、これ実は前にアンソロジーに投稿した漫画の原稿です。時間が無くなりすぎて、ペン入れ途中な画像と下書き画像をそれぞれスキャンして残りをデジタルで描く、という無茶な原稿の仕上げ方をしたので、中途半端な原稿がたくさん残りました。なので試し描きや小さいカットなんか描くときに使っているのです。
今回描いたキャラも、その漫画に出てた人です。
丸ペンでペン入れ。にじむ~!
ちょっと見えにくいですが、後頭部に修正液も使ってみました。大丈夫みたいです。
先ほどのまとめではドライヤーを使ってましたが、カットひとつなのでストーブに当てました。
当てた時間は、だいたいこの写真撮る間くらいの時間。ただし私の手際はあんまりよくない(苦笑)。
スッキリ消えました。
こちらは、フリクションマーカーで下書きしたのを、10分くらい置いといてからペン入れしたもの。
マーカーインクがしっかり乾けば多少にじみは減るようだけど、マーカーで重ね書きしたところや力入れてペン入れしたところとかは、やっぱりにじむようです。
角度によってはうっすら下書きの跡が見える。けどそんな気にならないかな。
むしろにじみが気になる。
…まあ、結論としましては、「線をたくさん重ね書きする下書きをして、筆圧の強いペン入れをする自分には不向き」かもなあと。
でもちょっとしたカットの下書きとかには便利かもしれないなあ。さっきちょっと試したら、顔料インクの万年筆だとにじみも少なかったので。
てなわけで、漫画の下書きはもうしばらく水色のシャーペン芯にお世話になりますが、今はいろんな新しいものが出てくるので、取り入れられそうなものは取り入れられたらなあと思います。