…どうしてこうなった…。
現在、漫画のペン入れにはゼブラのチタンGペンを使ってますが、すぐペン先がなまる(おかしいなチタンGペンは長持ちするって聞いてたはずなんだが…)のと準備や後片付けにどうしても時間がかかるので、パソコン起動する間にちょっとペン入れ、とかには向いてない。
また、長時間描き続けるのが最近難しい。
で、最近はタチカワの新ペン先というカートリッジ式の万年筆みたいなやつも使ってて、ブログに載せてる4コマとかはそれで描いたりしてるんですが…これがどうにも、にじみやすい。
にじまない紙も、今のところ見つからない。コピー紙は比較的にじまないので、「モザイクの魔術師」の表紙とかはこれで描いたりもしてるんですが、一枚絵はともかく漫画となるとコピー紙はつらい(主に下書きの時に)。
そして新しい楽して描けるペンは何かないものだろうか、と彷徨った結果が↑です。
最近は安価な万年筆も出てるので、軽い気持ちで手を出したら、なんかずぶずぶと底なし沼にはまりつつある感じがしま…いえきっと気のせいです。気のせいですとも。
…まあ、そういうわけで、ペンケースからあふれるくらいのペンたちの一長一短を、改めて検討してみましょうかね、というのが今回の記事です。
写真がいつもより多く、かつ長くなりますんで、ご了承ください。
ちなみに、その間、原稿はストップしたままです(本末転倒)。
それでは、各筆記具と、それで描いた絵。
すべての絵の、用紙はアニメイトの漫画原稿用紙(上質110kgケント紙)A4、下書きはuniの消せるカラー・ミントブルーです。
まずは、基本使用のゼブラ・チタンGペン。
下書きが消えてない(後述)けどまあこんな感じ。
個人的には線の味はこれが一番好きなんだけど、いかんせん太い。スキャンすると更に太さともっさり感が増すから、ちとつらい。
しかもこのペン先、おろしてまだ1ページ描いたか描いてないかくらいなんですが、すでに太い。なぜだ、インクか? それとも私の筆圧のせいなのか?
続いて最近準レギュラーのタチカワ・新ペン先。
新ペン先は2種類ありまして、狩谷さんが起伏のつけやすいスクールGペン、村森さんが細い線がかけるスクールです。
準レギュラーにしてるだけあって、Gの方は結構気に入ってはいます。ただ、ちょっと写真だとわかりずらいのですが、盛大ににじんでます。ちょっと力入れて描くとにじみます。
スクールの方は、実は描いてる途中でインクが出なくなりました。どうも乾いてしまったようで、スクールの方ではよくこうなります。なのでちょっと改造してみましたが、やっぱり直らないようです。
でもまあ、店で今売ってるのは、自分が前にまとめ買いしたときとデザインが変わってますので、今は何かしら改良されてるかもしれませんね。
新ペン先と同じころに買った、コピックのドローイングペンF01。
こちらもにじむ。あと買ってすぐくらいのときはインクが薄くて、以来使ってなかったのですが、今使ってみると、あんまり薄くもないです。なんでだ。
線は嫌いじゃないです。
自分が持ってるバージョンは使い切りタイプですが、カートリッジ式のものも出てるようです。どうしよう探して試してみようかな…(苦笑)。
パイロットのHI-TEC-C0.4。
昔、これで漫画描いたこともありまして、その時に買ったのがまだ残ってたので。
線の黒さとか細さは嫌いじゃないのですが、いかんせん強弱がつけられないのがストレスです。
昔はそれをカバーすべく、必死で描きこみました…修正液がにじむのもちょっとつらい。
ここから万年筆ですよ。
まずはプラチナのPraisir0.3.
1000円くらいで買える万年筆です。細字と中字があって、これは細字です。
柔らかくて紙に引っかからないので、ストレスなく描けます。ただちょっとポテっとした線。
万年筆についてたカートリッジをそのまま入れてしまったので、これ、染料インクです。ちと薄い。まあ、デジタル仕上げするならあんまり関係ないかもだけど…。
プラチナはカーボンインクのカートリッジもあります。
お店の方に教えていただいたところ、本体を洗えばカーボンインクに付け替え可能とのことなので、今のインクを使い切ったらカートリッジを切り替えようかと思います。
で、最初からカーボンインクでやってみたのがこちら。
プラチナのPreppy。0.2と0.3。
おっと逆に置いている。師匠の方にあるのが0.3だけど師匠は0.2で描いてます。0.3で描いてるかりんの下にあるのは0.2です。ややこしくてすまぬ。
200円代で買える、安価にも程がある万年筆です。これでカートリッジ式ですよ。
カーボンインクは固まりやすく、安い万年筆でやるにはちょっとリスク高いかもしれませんが、思い切ってやってみました。
思ったよりかは色が薄いかなあ、でも線はかなり好み。最初0.3を買って、後日別の店で新発売の0.2を見つけ即買い。
0.3は少々太い。上のPraisirと同じ0.3なのに、なぜか太い感じになります。
0.2はなかなかいい。ハイテックと新ペン先を足して2で割った感じの書き味。Gペンというより、カブラペンに近い感じですね。柔らかい。昔はカブラ使ってたの思い出します。
…まあ、こんな感じで、一長一短、という感じです。
ていうか、新ペン先がこんなににじまなければ、こんな苦労してないんだよ…orz
なのですが、実は、にじみを極力減らす方法も、ないわけではなく。
デザインコート~。
水彩画やなんかの絵具が落ちないように固着するスプレーです。鉛筆画やパステル画とかを固着させる機能もあります。
以前から、水彩画の保護に固着液をかけていたのですが、これを原稿用紙に「 吹きかけてから」新ペン先で描いてみると…。
…悲しいかな、スタミナ切れにより絵が一層ひどいですが(苦笑)、先の狩谷さんのときに比べて、強く描いてもにじみは少なくなりました(完全にはなくならない)。
先の青瀬や幽玄さんの下書きは、消しゴムかける前にうっかり固着液吹きかけちゃったため消えなくなったのでした(汗)。
はっきりとはわかりませんが、たぶん固着液で原稿用紙の隙間が埋まってにじみにくくなったんじゃないかと。前にいつもと違う原稿用紙が普通のペンでもにじんで困ったとき、苦し紛れにこれやってみたらにじみが止まったことがありまして。新ペン先はちょっと紙をひっかきやすいので完全ににじみは消えませんが、ストレスはだいぶ減る。
…ただまあ、そのためには原稿用紙に固着液スプレーかけてから描く、という新たな手間が(苦笑)。
…というわけで。
やっぱりどう頑張っても一長一短です。
この試行錯誤はたぶん今後も続くかと。
パイロットの万年筆もちょっと試してみたいんですが、パイロットのカートリッジは染料インクだけなので躊躇しております。
うっかり万年筆沼にはまらないようにしつつ(笑)あーだこーだしてみようかと思います。
ちなみに、試行錯誤の間、原稿は進んでません(本末転倒)。