多忙極まる旦那が連休を取らせてもらえたため、家でゆっくりも考えたのですが、話し合いの結果、旅に出ることにしました。
松島ですよ松島！

当日になって、ごみ捨てに行っただけで鼻がぐずる。花粉か、花粉なんだな…（泣）
薬飲んで、一遍帰ってマスクもして…つらい季節になったぞ…。

松島海岸駅からの風景

海だー！
メイン街道をずっと歩いてて、何が驚くって、「牡蠣」をここまで押してくるということ。
自分はあんまり牡蠣になじみないんだけど、ここに来たからには食わねばなるまい。



松島さかな市場。
旦那はカキバーガー、自分はカジキメンチバーガーを。
さらに市場前の小屋で焼牡蠣も食べたり。
またいい匂いがたちこめてるんだよ…マスクしてるのにわかるんだよ…。


ホテルが案外近かったので、荷物をあずけてあちこち歩く。

五大堂。ここに行くまでの橋が怖かった（下が見える）
このお堂には十二支が彫ってありまして、自分の干支を探してみたら、なんかそんな風に全然見えないっていう（いうと歳がばれるので内緒）。

瑞巌寺というお寺の境内も少し歩きました。
参道の横道にずらっと仏像や石碑が並んでて、岸壁には磨崖仏や洞窟になにか（摩耗して読めない）がたくさん彫ってあって、圧倒されました。
（つまり、写真撮ってないよということ（苦笑））
鰻塚に驚いた。松島は鰻も有名だったのね。
（若松商店の鰻塚の解説http://www.unagi-wakamatsu.com/unagizuka.html
あと、観光地で消費される食材たちへの感謝と供養の小さな碑を見た気がするのだが、ググっても出てこないので自信なくなってきた…。

ついでにいうと、松島では、ここ以外に崖や岩場になんか彫ってあるのをたびたび目にしました。石碑もあちこちあって、松島海岸駅から数百メートル歩くだけでこんなに色々あるのとビックリします。

黒門近くに「震災のときここまで津波来ました」というしるしが建っててビビる。かなり遠いですよ…。
遊覧船の時間の都合上、有料見学ゾーンは割愛し、周辺をぶらぶら歩いたり、ずんだシェイクを飲んだりしてました。


  船に群がるウミネコたち

２時からの松島一周遊覧船に乗ったんだけど、有名な「ウミネコにえさやり」をやってみました。
エサ（かっぱえびせんミニ袋）は、出航したら船内で販売されます。

手にえびせんもって渡すのが怖すぎる！　指持ってかれそうだ！
旦那は普通にやってた＆スマホで写真も撮ってた、さらに「持ってるふりをしてだます（！　騙されたウミネコから一度指をヒット＆アウェイされた）」という器用なことをしててすごいなあって思った。周りを見ても、男性陣は強い。

とにかく、ウミネコたちはマジなのだ。当り前だけど、本気で取りに来るのだ。
↑の写真、柱があるけど、そこスレスレでもかまわず飛んでなんとか取ろうとするのだ。ビビって手を出さないでいると、船の中までくるので、近くの人が羽でバシバシ叩かれるのだ。こっちも腹くくらにゃという感じである。
でもあまり手を出さず、投げる方に方向転換した自分を許してほしい…。

旦那の話だと、このえさやり、やめる方向らしい。これはこれで貴重な体験だったけどなあ。
あ、えさやりすると、デッキにいる間は、ほぼ島見えないよ、見てる余裕もないよ！（笑）
後半は舟の中に入ったんだけど、船内放送聞いて気が付いた。自分らが乗った時間の舟、震災のときちょうど海に出てたんですね…。



舟から降りたらマリンピア松島水族館へ。
写真の赤いシールは、ここまで津波が来たというしるしです。このペンギンコーナーは天井がないので、もう少し高い波だったら津波にのみこまれて危なかったようです。

小規模かもしれませんが、ショーに結構重点を置いてる感じで、いわゆるアシカショーも久しぶりに見ました。（旦那は寒くなったといって途中で退席した）
おたる水族館から来たというゴマフアザラシもいました。おたる水族館、粋なことしてるでないか。アクアマリンのときも思ったけど、各地の水族館が再開にすごく協力してくれたのだなあ。


で、だ。
マリンピアを出て、牡蠣カレーパンを食べようとしたら売り切れ。残念。
ふと気づく。あちこち店が閉まり始めている。
行こうと思ってたレトロ館もしまっている。
福浦橋も通れない。（通行は有料）
呼び込みまくってたおばちゃんたちも姿を消している。
まだ夕方である。５時前である。しかもコンビニは一軒。ええ？

ほんとうはもう少しあちこち行く予定だったんだけど、結局予定より早くホテルに入り、ゆっくりすることに。
旦那の体調もあるから、もしかしたら早めで正解だったのかもだけど。
部屋から海を見ると、暗くて島は良く見えない。
まあ、島が見えるまでが松島なのかもしれん。
旦那は手もみマッサージもしてもらってました。


次の日。
あいにくの雨。

福浦橋。別名出会い橋。

８時前までに行けば無料で渡れるという情報を昨日たまたま会った方に聞いてたのだが、ゆっくり朝食バイキングを味わい、ちょっと雨が止んできてから料金払って行きました。
途中、草刈作業中らしいところで引き返すことに。足が痛い旦那的にも島めぐりは少々きつかったかもしれん。


チェックアウトして、自分が行きたかった「観瀾（かんらん）亭・松島博物館」に行ってみたんだけど…うーん、博物館と思って行くとがっかり…かな（汗）。旦那が調子悪いときに連れまわして悪かった。

次行った「松島レトロ館」こっちは大当たりだった。
古いものがあまり解説もなしにあれこれ置いてあるんだけど、量が半端ないのと、雑誌なら閲覧可能（一部除く）、レコードならかけてもらえる（！）、値札がついてる駄菓子やおもちゃは買える（！！　紙せっけん買っちゃった…）という面白さ。自分は主に漫画読んでたんだけど、震災や昔のチリ地震の新聞記事とかのコーナーもありまして、見どころはたくさんです。

昼はまたさかな市場で、今度はマグロ（旦那は漬け丼、わたしはネギトロ）を食べたり、昨日は食えなかった牡蠣カレーパン＆ずんだメロンパンをお抹茶と一緒に食べたり（外で食べ歩くとウミネコに狙われるので、室内で食べる決まりなのだ）したら、もうすっかりおなか一杯。
おみやげ吟味したり、旦那はずんだソフトクリーム食べたり（お店の人が「それ客に言っていいの」的なこと言いだしてびっくりした）とうろうろして帰ることに。



一泊二日だったけど、さすが古くからの観光地だなあ。
今度は私が花粉症でなく、旦那が元気な時に行けたらと思います。
てか旦那にもっと休みをもらえますように…今度は元気でもっとゆっくり楽しむことができますように…！