こんにちは。東北の地で、無意識に「これ(ゴミ)投げていいですか?」と聞いている道産子・三月やよいです。
北海道では「捨てる」ことを「投げる」と言う方言があるのです。
というか、こっちでも普通に通じてます。ざっと検索したところ、どうも、東北でも使われてるみたいですね(実際に使ってる人は今のところ見たこと無いですが)。
関東の人が北海道に来て一番ビックリすることの一つ、というのをどっかで聞いた気がします。うーん、自分的には「捨てる」の方が使いにくいので、東北でよかったかも(苦笑)。
ところで、なんで「投げる」というのか、詳しいことまでは見つけられず、以下自分が勝手に考えた理由。
「捨てる」は、そこで「それっきり」というか、縁が切れるというか切る意味合いがあると思う。もう私には関係ないですよーみたいな。
「投げる」は、その先があるというか、一度離れはするけど、それはどこかに落ちるとかぶつかるとか誰かが受け取るとか拾うとかいった、別の縁の始まりを含んだ表現のような気がする。
だから、例えばゴミといえど、その後関わってる人や物や環境があるし、巡り巡って自分のところに戻る可能性があるから、ちゃんとしないとね、という感覚で昔はよく使われていて「不法投棄」みたいに一部は今も標準語でも残っているけど、大量生産・大量消費の時代にそぐわなくなり、だんだん使われなくなって、でも日本の片隅ではまだ残っていた、みたいな…。
うがー、やっぱわからんよー(汗)付喪神(物が化けたもの)とか北方文化とかからめてみようかとも考えたけど即席でやるにはあまりにも無知ゆえ無理(泣)。
あくまで自分の妄想なので、実際のことをご存知の方は教えてくださると嬉しいです…(恥)。