走り描きにも程がある
↑コミスタ練習がてら描いた、キャラクター年齢設定。
設定の関係で意識して年齢不相応な外見にしてる場合もありますが、全体的に童顔です。
たぶん作者が童顔だからだと思います…そして、童顔だということで被る不利益や面倒に対する怒りがちょっとあるんだと思います。「若く見られていいね」て言われるけど、どこがいいのか具体的に説明してみろや! 実際はそんなんムダに悪意こめてイヤッちゅうほど言われるのがウザイだけだぞ! 見た目でナメられるしな!
…っと、話がそれたけど、ウチの漫画で学生の場合はだいたい高校生です。中学生に見られたりするけど(苦笑)。
なので、まあ、学生はもちろんだけど、自分の絵だと、たとえ18歳以上でも「子どもに見える」と思われがち。
どうなんだろうな。非実在青少年とかいう言葉はなくなっても、18禁にならない程度に犯罪やら性的なホニャララやらするシーンとか描いたら、絵によってより深刻なのか、逆にうそくさくて問題視されないのか判断の違いとか出ないのか。その辺がなかったとしても、犯罪やらホニャララやら、セーフなのはどの辺までの内容なのか。
読みが足りないのかもしれないけど、例の条例からその辺の線引きも全然わかりません。
このぼんやりした状態で、「条例的にどうなのか」まで考えて描かなきゃいかなくなるかもしれないとか…気が遠くなる。
うちは素人だけど、プロになったら今の時点でも色々自主規制あるのにさらに色々縛りがあるとか考えてたら、よほど器用な又は割り切れる方でないと大変でやる気しなくなるんじゃないのとは思う。
そういう「できる」人で無いと描いちゃいけませんかそうですか。
描いたら責任が伴うわけだし、ちゃんと責任をとらなきゃいけないと思うし、おかしなところを指摘されるのはプロアマ関係なくありだけど、なんだかなあ。
たとえば「はぐれ奇譚」の漫画とか、もし同人にまで条例適用されたら、本当どうなるの。
原作小説(
こちら)読まれた方ならわかるかと思いますが、暴力描写も性的描写もあります。
今までも、この話15禁とか18禁とかどっちに入るんだろうとか考えたりするくらいなのに。
(その辺のことは、譚の弐以降つくかもしれませんが、まだ決めかねてます)
でも、ストーリー的には必要かと思う場面が多いと思ってます。条例関係なしにどう描くか悩んでるんですよ。
今まで原作改変しまくってますが、なるべく原作を変えないように描きたいと思ってはいるのです。
…反響がないので、この方向性があってるかどうかわかりませんが(苦笑)。
うちは、小学校上がる前に「新ルパン三世」を読んでた記憶があります。
…結構アニメにはないオトナなシーンがあったりするので、「子どもに読ませるなんて!」と目くじら立てる人もいるかもしれない。
けど、ウチの親はそうしなかったです。
ウチも面白く読んでました。多少こっそりと…いわゆる自主規制しつつ(苦笑・子ども心になにか感じてた)。
第一、「これは子どもは読んじゃダメ」とか言われた覚えはありません。
ただ、「これ面白いよ」といわれたり、「ここが面白いよね」といわれたというか話し合った覚えはあります。
それは漫画に限らず、文庫本とか絵本とか文学でも、本じゃないけど映画でも音楽でもそうです。もちろん悪いとこも話したりしてました。
(そのことを、実はすごく感謝してます…面と向かっていうのは恥ずかしい)
親に限らないですそういえば。
小5のとき、担任の先生に創元推理文庫のホームズやクイーンを貸してもらったことがあります。
面白いものを「子どもだから児童書で」とか「子どもだからこういうのは読んじゃダメ」とかしないで、「ミステリ好きなら絶対面白いよ」と勧めてくれました。
私がクイーンに目覚めるのはそのちょっと後の話(苦笑・しかも、この本を読んで、でないところがアホな私なわけですが)
これからは、それではだめなのか。ダメになるのか。
それとも、もう、そういうことができる大人が少ないのか。
どちらも、とても不幸なことだと思います。
…やっぱりまとまりませんでした(汗)。
後日、追記などするかもしれません。ごめんなさい。
1. 無題
いろいろ質問もしてみましたが、やはり、問題は政治の世界では「正しいことを言っても通るとはかぎらない」ということが分かりました。
松下都議はきっちり説明責任を果たしておられるのですが、都議会や政治の現状を伺うと、実際問題として、そういう状況だということです。
やよいさんや他の読書人のように、反省を重ねながらじっくり考えるタイプの人は多いと思いますが、「児童ポルノを規制しろ!」という大きな叫び声のほうを信用する人が現状、もっと多いということでしょうね。
おそらく、こういう問題をきっかけに、そういった土壌は変わって行くと思います。
もうひとつ、石原都知事の人気のひとつは、「根拠のない自信」があることだと思います。メチャクチャ言っても、支持率が落ちるどころか、かえってアピールするのはそのせいでしょう。
逆に、読書人はそういう自信を持ち合わせていないことが多いです(私も身に覚えがありますが)。でも、だからといって内部に閉じるのではなく、あえて外部に対して自分を表現してゆくことが今以上に重要になってくると思います。