昨日…もうじきおとといになるな…行ってきました郡山。
郡山市立美術館「北斎漫画」見てきたよー。
旦那も休みで、久しぶりに一緒にお出かけしました。
例によって、汽車で行ったよ!
今回の展示は、江戸時代から大切にされてきた「北斎漫画」の版木を使って、近年摺ったものです。
だから、キレイに絵が見れる。版木も何点も展示されてました。
ここでいう「漫画」は、タイトルにしたけど「漫然と描いた絵」という意味だそうで。
…なんていうか、絵が描けるんだったらなんでもいいのか、というくらいの量と種類。
時々、「解説がほしいな」という、ちょっと意味がわからない絵もありましたが、人も動植物もお化けも歴史上の人物も建物も神様も模様も風景もなんでもあり。
太ってる人や痩せてる人も描き分けて、普通の動物達に混ざってカマイタチとかかいてあったりして、色んな意味でボーダレス。
雀踊り! 雀踊りかっけえ! パラパラ漫画みたいだよ、他にも槍術とか棒術とかでもあっって、そっちも見てて面白かった。これずっと見ながら描いたんだろうか。
これで手ぬぐい作ればいいよ! って、すでにありそうだよな。
意外に見開きでドーン! な絵が多かったけど、製本の事情で版木は別になるんだよ…こんなにあれこれ描いてる原画の版木作るほうもすげえよな。
平日でしたが、そこそこ人入ってました。
けど、かなり静かで、たぶん独りで行ってたらすごく困ったと思う。旦那と行ってよかった。
常設展示もキッチリ見て(…たまたまかもしれないけど、なんで日本の油絵って、こう、色が暗いんだろう…何描いてるかよく見えないんだが)後、バスを逃してしまい、美術館どおりを歩いて駅まで戻りました。
そして帰りの汽車もないから、それまでひたすら駅周辺をうろうろしたり、イルミネーション見たり、なんか食べたり、旦那とさっき見た絵から漫画やら映画やらの話したり。それにしても、駅に他に本屋はないんだろうか。少なすぎる。
お土産に買ったシール2種と一筆箋2種と入場チケット。
賢明な皆さま方はわかるかと思いますが、シール2種、一筆箋一種は北斎の絵ではありません(苦笑)。
広重の猫、中村芳中の犬でした。だって、可愛かったんだもの…。
雀踊りで一筆箋作ってほしいよう。
うちは、色んな意味でエネルギーのない人間で、圧倒的な量と質の前ではただポカンと口をあけて見てるしかないけど、せめてたまあに爆発的に上がるテンションの時くらいは、エネルギッシュになんか描いてみたいもんだなあ。
別館にて拍手ありがとうございます。
もうちょっと更新までは時間かかりそうですが、描きたい意欲はあるのです。