三月やよい個人創作漫画サークルのブログ。 漫画からイラストから、園芸から料理やなんかまで、無軌道な創作の記録(汗)。
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7巻は、今までイフリート読んできた人としては嬉しい一冊な気がする。
真島警部から始まって(というか6巻の続き)、百舌丸、鈴蘭、おっちゃん(源三郎)、支部長、赤銅さんと、それぞれ見せ場がきっちり(個人的には鈴蘭がもうちょっと見たかった)あって、敵の存在、また新キャラクター(久遠)まで登場しておおお。
かつて銃神と言われた源三郎が復活するくだり(とてもかっこいい)あたりから展開が怒涛…それにしても、6巻の姫子(光の姫君)は源三郎の孫ってことでいいのかな。この二人がそろって人を使って殺しをやっていること、そのことに対する後ろめたさみたいなのを持ってるのは、今後の伏線なのか運命のいたづらなのかどっちだろう。
で、肝心の主人公二人なんですが、なぜかなんとなく目立たず(汗)。
ユウとニナミはとうとう本格的に咎人会のメンバーになります。見せ場になるはずなんですが、なんか微妙。
その前の久遠との戦いとか見て「5巻のユウはどこ行ったんだよー」とちょっと思ってしまった私がいるし(汗)。
でも、1巻から読み返して思ったんだけど、ユウは「憎しみで人を殺せる魔物になりかけ」から、本来の「流されがちな青年」に戻ってきたのかもしれません。もしこれが青春物とかだったら、そういう主人公の逡巡もありですが、いかんせん職業が…逡巡してる場合ではないかもしれない。
ニナミはその点、一貫してる感じもするんですが。
で、話がちょっと変わりますが、スキルアップには大きく二通りあると思われ。
①短所を克服する
②長所を伸ばす
…うん、なんか自分どっちも足りないとかちょっと書いてて堪えた(泣)。
それはさておき。
ユウが7巻後半から心がけてるのがたぶん①だと思うけど、久遠の「少しは力の使い方を考えておくんだな(p128)」とか支部長の言う「覚悟」は②的意味で言ってる気がする。まずはユウくんのいいとこ見てみたいと。
赤銅さんも、本来の闘い方とか話してるところから、②的なスキルアップをする人なんでしょうか。
今回ちょっと本気を出して強いところを見せる赤銅さん。うーん本当に強かったんだ。
一撃がもの凄く重い、というのが得意技のようです。
ユウ曰く「振りも大きく動きも鈍い(p178)」…特に格闘技に長けてるわけでもなさそうで、、まさに拳が重いという一点のみが武器ということなんでしょうか。それとも、手合わせだから手を抜いてたとか…いや、ニナミをメロメロにしようって時に、そんなことしないか。
修行として熊と戦ったり鉄を打ったりしてるところみると、速さや動きの無駄のなさは鍛える気がないというか、はなから考慮してないというか…でもその辺も鍛えないと仕事に支障があるんじゃ…うーん。
「一撃でも当たればヤバイ」という点は、ユウと同じと言えなくもなく。
多少意味が違えど、熱い二人。似たもの同士かも。
あ、「もの凄く丈夫」というのも同じかも。ユウの場合は改造された効果?で傷もふさがりやすいのですが、赤銅さんはクマと戦ってる最中に足を滑らせ崖から転げ落ち頭カチ割れても、6日後(合ってる?)にはピンピンしてユウとニナミの元を訪れている(しかも、5日間何も食べてないというから、崖から転げ落ちた後ろくに食ってないことになる)し。いくらギャグ担当(?)といえど丈夫にも程があるような。
似たようなタイプなら、能力の伸ばしどころもわかるかもしれません。
支部長がその辺を考慮して組ませたとしたら、さすが支部長…いや自分が勝手に妄想してるだけなんで実際はわかりませんが(苦笑)。
というわけで、このトリオがどうなるか、咎人会がどうなるか、8巻がとても楽しみです。
その一方で、「支部長の憂鬱(4巻32話)」みたいな成敗もので活躍するこの人たちも見てみたいなあとちょっと思ってしまう秋の日。
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