旦那が、職場からタケノコを一本いただいてきました。
ひゃあ! と驚きましたが、その日は遅いので、次の日に茹でることにしました。
次の日、なんだか朝から鼻水が出る。風邪ひいたかな。
それはそうと、ネットで調べたら米ぬか又は重曹と一緒に茹でるとのこと、掃除などに応用できそうな重曹を買ってレッツトライ。
まな板が小さく見えます…
さすがにこれだけのために大鍋を買うわけにもいかないので、皮をむいてから茹でることにしました。
…売ってるのとなんかちがう
前に読んだ「天才柳沢教授の生活」で、タケノコのあま皮だったかまで教授がきっちり剥いて捨ててしまい、奥さんが悲鳴を上げるシーンだったかがあったような気がして、ひょっとして中の皮は残すのでは、と、残してみました。なんか柔らかくておいしそうだし。
でも、ネットで見た茹で方の写真とかでも、そんなこと書いてなかったし、こんな形の写真でもなかったから、急に不安になる。けど、結局そのまま続行(苦笑)。
パズルのように組み入れる
切ったタケノコは鍋二つに。重曹を入れて、茹でる。
一応、タケノコの重さも量って、重曹も計量しました。30分くらい茹でました。
とうもろこしみたいないい匂いがしてきました。
…なぜか鼻血が出ました(←後から思えば、このときにおかしいと気づくべきだった)。
でかい容器総動員
沢山になりました。
写真ではきれいに写ってますが、実際はかなりボロボロだったり(でも皮は確かに美味しかった)して、見た目は今ひとつ。
鍋の水はまっ茶色になってました。すごいアクだねえ。
それからというもの、連日タケノコ料理です。刺身にしたり、煮たり焼いたり炒めたり~おいしい~!
幸せな食生活が続いたのでした。
…で、終わればよかったのですが。
鼻水が出る。
生活に支障はないけど、気づくと出てる。
風邪の感じとも違うような。なんか咽喉もかゆいし。
私はホコリを多く吸うとよくこういう風になるので、「コミティアにかまけて掃除がおろそかだったか(滝汗)」と、掃除しました。
治らず。(だいたいはホコリが減るとすぐ引く)
朝からだったから、布団かな? と、布団にも掃除機ガシガシかけました。
替えたばかりの換気扇のフィルターをまた替えて、換気扇も重曹でガシガシ洗いました。いや~重曹すごい。今までの苦労はなんだったんだというくらいきれいになりました。コンロ周りや棚ももちろん掃除。壁までふく。
治らず。
…ひょっとしてホコリではないのかも、風邪か、それとも…と検索したら、ありました。
タケノコアレルギーがあると。
正確には「タケノコのアク」に、アレルギー症状を引き起こす物質があるらしく、正式なアレルゲンでないみたいですが、アクの成分に反応してアレルギー症状のようになることがあるらしいです。人によって場所も症状も強さも色々みたいです。色々見て知ったこと、こんな感じだったかと。
…にしても、こんなの今回がはじめて。何故~!?
これまたネットで知ったのですが、タケノコは収穫したら時間が経つにつれ、アクが強くなるそうですね。
頂いたタケノコがいつ採ったものかわかりませんが、その日の朝だったにしても、一晩置いてます。相当アクが強くなったのでは。
強くなったアクが空気にとけて、その空気を吸った私の鼻が反応して、朝から鼻水ダラダラに。
茹でて更なるアクが大量放出したため鼻血まで出たのでは。
すっかり粘膜が弱ったところに、タケノコを食べ続けたため、更にダラダラと続いたのでは。
(もしかしたら、アクの抜き具合も足りなかったのかもしれない)
ということで、まだ少しあったんですが、仕方なくタケノコ断ち。
これでも治らなければ明日病院へ行けと旦那に言われました。
そしたら、鼻も咽喉もスッキリ。日中もなんもなし。なので、結局病院行きもやめる。
…こんちくしょう!!(失礼)
ちなみに、旦那は全然症状が出てません。いいなー。
おまけ(?)。重曹で黒豆リベンジしてみました。
90g入りの100均の豆を使って、
水につけること3時間→晩御飯支度がてら砂糖・塩・重曹で煮る。煮詰まらないよう水を足しアク取りながら1時間半→食器洗いがてら煮詰める。30分くらい→鍋の蓋をして朝まで放置
…という、黒豆のレシピより簡素(これでも簡素。豆を煮るのは文字通り「まめ」な作業が必要らしい)な作り方をしましたが、ちゃんと黒く、そこそこいい感じになりました。
アボカド、さくらんぼに続いて「好きなのに沢山喰えない」ものが増えてちょっとさみしい春の日。がっくし。