緊急事態宣言解除になってから、ずいぶん人出が増えました。
こんにちは三月です。
先日、久しぶりに街の方に出歩いてみて思う感じ、お店の方はかなりバッチリと新型コロナ対策をしてて、ここから先は客側にかかっているんだなあ、という印象。なので、県内の博物館や美術館も開館したことだし、行きたい気持ちはやまやまですが、まだあまり出歩かずにいます。ちょっとづつ、ちょっとづつね。
さて。
以前、昔描いた漫画の原稿を色々発掘しまして。
で、これも暇を見つけてデータ化しておこうと思ってたんですが、ふいに「やるなら今じゃん?」ってなって、延々スキャンしてました。
…が、終わらない。
一枚一枚スキャンしていく作業量のせいもありますが、思い入れあるといえ、さすがに15年以上前の原稿。見るたび下手がすぎてアヒャー!! と奇声をあげたくなるわけで。更に、当時いただいた(強奪した)感想も一緒にはいってたりするので、なんというかメンタル面でのダメージがでかい。
だったらやめりゃあいいのに、と我ながら思うけど、それはそれっすよ(苦笑)。
というわけで、とりあえずスキャンした中から、ひとつだけ某アカウントでアップしてみました。
「狩谷さんの相談日誌(旧シリーズ)」5・味方のスキマhttps://twitter.com/sanga2paper/status/1264405932215160833?s=20…15年前の漫画です。アガツマ先生初登場回です。旧シリーズは、これが最後になりました。
これに関しましては、今も当時ももう本当に悶えるほどにアレ(語彙消失)で、原稿が出来上がっても本が出来上がっても「なんか私の中のヤバいドロッとしたものがにじみ出てないか…こんなの出していいんだろうか」と延々悩みつづけた一作ですが、旧シリーズで1話目以外にどれか選べとなったら、やっぱりコレしかないのであります。
これのおかげでようやくスタート地点に立てたんだろうなと思うし、当時悩みを拗らせた末に「読んでくれええ」とお願いしたら「(にじみ出てるのが)良い」という意外な反応をくれた父に感謝しています。(ちなみに狩谷さん旧シリーズはほかにも親に読んでもらってて、アップ予定はないけど4話は母に感謝しています。女性の描き方をはじめて考えた)
あと、やっぱりアガツマ先生の存在は大きかったと思う。今読むと、それまでの自分が描くキャラクターとは異質で驚く。今のシリーズ以上にから回ってるし、なんというか気持ちの剥き出し感がすごい。今でも登場させるたびに「いいんだろうか…」と悩んでばかりのキャラクターですが、この人はたぶん、サクッと描けちゃダメなのかもしれません。がんばります。
さすがにこれ以前の漫画は出しづらいんで、狩谷さん旧シリーズはこれのみアップになると思いますが、なだかんだいって今も描いてる大事なシリーズ、他のもなるべくデータ化を進めておこうかと思います。
…そして、現シリーズの新作制作もね!(今頃になってキャラクターデザインを直したりして進んでない)
そんな感じ! では!