財布買い替えました。
こんにちは三月です。
気に入っていたのですが、表面がボロボロはがれてきてしまったから仕方ないです…今までありがとう。
新しいの、よろしくね。
さて、皆様3連休はいかがおすごしでしたでしょうか。
私はひとり、あちこち行ってました。
まず一日目・12/23。
仙台市博物館の友の会古文書講読会に参加してみました。
本来は「友の会」のイベントなんですが、資料代100円払ったら会員でなくても参加できるということでしたので、思いきって行ってみました!
行ってそうそう謎の眠気に襲われて(当日は暖かだったからかも)、仕方なく始まるまで寝てたんですが、講演中も時々オチてしまったのが悔やまれます。
古文書、もっと勉強したい。
終了後、常設展で12/27まで展示しているという黒漆五枚胴具足(伊達政宗の鎧兜、あの細い月の前立てがついてるアレです)と仙台藩歴代藩主所用陣羽織を見てきました。
その後、欲張って定禅寺通りでやってたSENDAI光のページェント内イベントのパレードも見に行ったんですが、日中あたたかいうちに帰る予定だったので薄着だったもんだから当然夜は寒く、ちょっとしか見れませんでした…(涙)。
2日目・12/24。
午前中にクリスマス用買い出しや晩の準備を済ませ、せんだいメディアテーク1F「震災と暮らし」展を見に行きました。
↑浪江から南に行けなくなり配られなかった当時の新聞(よく見ると色んな地域のがある)。会場では(一部の展示をのぞき)写真撮影ができました。
「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」と「3がつ11にちをわすれないためにセンター」が取集・記録した資料の展示と解説が行われてました(12/25まで)。
会場では、福島県の震災被害の様子などをデジタルデータとして記録し、会場でバーチャルに様子を体験できるという「3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験」もあったのですが、自分が行ったときには終了してました。
16時より7Fでトーク。前半のプロジェクトについてのお話が興味深くて、でも記録が全然おっつかなくて、もうレジュメが欲しかった~! ってなってた。後半はなんか…政治の話と、なんか別のイベントでの対談のことを聴いてない人へのフォローなく持ち込んでくるという進め方にドン引きしてしまい…私の苦手なものてんこ盛り…でした。うぐぐ。
その後もう一度展示を見に行ったら、ちょうど学芸員の方が展示品の解説をされてて、自分も途中から聞きました。「当時、火事があったことを物語る『溶けた街灯』」のこと、「記録写真に写っている、道路のアスファルトが津波で浮いて動いた証拠」など、展示とそれが示すことがどういうことかをどう読み取るかなど、興味深いお話をありがとうございました。
3日目。12/25。
仙台市若林区文化センターでの「第30回・民俗芸能のつどい」に行きました。
初めて行くところだったんですが、地下鉄駅から会場までの道が、車道と歩道+自転車専用道路がほぼ同じ幅の道路でビックリしました。
宮城の民俗芸能のなかから今回は、七郷神社丹波神楽・愛子(あやし)の田植踊・鹿妻(かづま)鹿(しし)踊り・大崎八幡宮の能神楽・秋保(馬場)の田植踊り、の5つの演目がステージで演じられました。ちなみに、秋保の田植踊りはユネスコ無形文化遺産です。
演の前後に専門家や演者による解説も入って、私みたいな疎い人でもわかりやすいです。写真もフラッシュをたかなければ撮影可ですので頑張って撮りましたが、なかなかうまく色が出せずに設定をいじりまくってばかりでした…ようやく落ち着いて写真撮れるようになったのは最後の方です(涙)。
↑せっかく近かったのにボケボケで悔しいんだけど、鹿踊りでは舞台から観客席にも降りてこられてました。雌鹿(たしか)の後を追いかける子鹿たち。鹿妻の鹿踊りは本来8頭で演じるそうですが、今回は「その日に出れる人みんな」の9頭(雄鹿5、雌鹿2、子2)でした。最後の顔見世などもあり、若い演者への今時風な心遣いだったのかもしれません。
↑秋保(馬場)の田植踊り。これはもうホント…演技前の入場から面白かった。
早乙女と弥十郎(やんじゅうろう、水色の頭巾の子たちがそうらしい)による演舞のあとに、かれこれ40年ぶりという元禄歌舞伎踊(ちょっと見えにくいですが、奥に立ってる着物の違う方々が踊った)があったのですが、時間の都合か4演目から2演目になってしまったのが残念でした。
演技は…自分は解説のおかげで知識こそもてても、丹波神楽・能神楽と田植踊りは生で見るのが初めてです。
けど…すごく申し訳ないのですが…演者が若いと躍動感が違うようにちょっと感じました(↑の演目でいうと、鹿踊りと秋保の田植踊りは演者が若かったようです。丹波神楽はわからなかった)。なんというか、狭い了見の見方をしてしまってる気がして、自分にちょっとガッカリです。
ついでに館内の図書館も見てから帰りました。
そんなこんなで走り抜けた3日間、色々思うところもあり少々無理もしました。今ちょっとその反動が来てます(汗)。
…学生時代にもっとこういう勉強しておけばよかったな、とオバチャン的なことも思いながら、今後も余力があればなるべく色々見に行くようにしたいです。